タラちゃん、ちょっとそれとって

ふつう、ひとは歩きながらなにを考えているのだろうか。

わたしはものすごくいろんなことを考えながら歩いてます。
いろんなことを考えすぎて、出掛ける前に決めておいたどこかへいくためのプロセスをことごとくやり落とすことがよくあります。


例えば
途中で出すはずだった手紙をポストに入れ忘れたり、
目的地とは逆方向の電車に乗ったり、
切符を買って改札に行く間でさえ、他のことを考えすぎで、改札のまえまできて、あれ？わたし切符買ったっけ？と販売機に戻ろうとしたら切符が手のなかにあることに驚いたり。


状況的にはメガネがないない、と探してたらおでこにあるわよ、とサザエさんに指をさされる波平に似ている。

わたしはわりと重傷じゃない？
年のせい？
でも周りのひとはそんなんじゃない気がする。


考えてることは大したことじゃないんだ。

今日は、自分のなかではかなりの薄着で出掛けたつもりだったのに、街ゆくひとたちがあんまり薄着だもんでびっくりした。

そこから、あんなに薄着のあのギャルが冷え性だったとして、素足でサンダルでペラペラのワンピースをまとった冷え性のひとと、のぼせ性のくせに夜からの寒さ対策のために既にマフラーを巻いているわたしとでは、体感温度の差はいかほどかしら、はてさてふふーむ。
とかいうことをね、えんえんやってるんですよ頭の中で。その間中も始終脱線＆連想しながら。

つうわけで、今日は駅のスーパーで出してくるはずだった食品トレイと牛乳パックをごっそり持ってきていることに電車のなかで気づいて、袋の口を結んだ。＆マフラーで結んだ。


街行くひとは明るい笑いを振るまいてばかりできづいてないだろうけれど、愉快なサザエさんを連れ歩いていないわたしはいちにちトレイとパックを運んでいたんですよ！

写真、恥ずかしかったからぶれている。